「司馬遼太郎症候群」というのを、考えたことがあります。
1.軽症
本はろくに読まない。
三国志も水滸伝も徳川家康も太閤記も平家物語も銭形平次も鬼平犯科帳も勝海舟も何もかも、歴史小説や時代小説はみーんな、
「しばりょうたろう」という人が書いたと、漠然と思っている。
2.中程度
そこそこの読書家。読書家はみんな司馬遼太郎の愛読者だと思っている。本好きの人と話していて「アレは読んでいない」と言われると、「こいつホントに読書家なのか」と不審がる。
3.重篤
司馬遼太郎作品は全て読了。書いてあることは全て歴史的事実だと思いこんでいる。
NHK大河ドラマ「新撰組!」などに「史実と違う」と文句をつけ、続いてこう言う
「司馬遼太郎はこう書いている(以下略)」
もはや治療不能。
さて、今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」です。まだ2回目ですが、じたばたしている龍馬が、私は好きです。
原作小説はないようだ。ノヴェライズ本は出てますが、。
今後「司馬教徒」から、じゃんじゃんクレームが来るのではないかな。負けるなNHK。
それはそうと、三谷幸喜さん「忠臣蔵!」書いてくれないかな。
ではまた。「方眼主義」についても、ちゃんと書かないとね。