またとってもしばらくです。
引越しのドサクサですが、「方眼主義とは何か」について説明します(ちゃんと反映されんのかな)。新年度の始まりだし。
ひとことで言えば、「方眼ノートをもっと普及させよう!」ということです。
いわゆる大学ノートの行の幅(行の高さというべきか)は、以下の2種類が主流です。
A罫 7ミリ
B罫 6ミリ(6.5ミリも)
この2種に加え、(仮称)S罫(5ミリ方眼)が、ふつうにあって欲しい。
「あるじゃないか」と言う人がいるでしょう。たしかにあります。
例えばコクヨのCampusシリーズには、5ミリ、7ミリなどの方眼ノートがある。しかし、アレでは駄目なのです。
Campusシリーズの方眼ノートは、ページの四隅にマージンを取り、太枠の中に方眼が切ってあります。こんなふうに。
何かに似てませんか。小学校低学年の時に、こんなノートを使いましたよね。そう、漢字練習帳。今でもある。大人になったら、こんなものは使いたくない。正しい方眼ノートは、ページの上下左右の端まで、「罫線引きっぱなし」でなければならない。こんなふうに。
また、「あるじゃないか」と言われるかもしれない。そうですね。5ミリ方眼で罫線引きっぱなしのノートは、ふつうに手に入ります。ただし、リング綴じが殆どで、糸綴じ、無線綴じのものは少ない。
私の好みですが(って、そもそも方眼ノートにこだわるのが好みですが)、リングノートはイヤなのです。書くときに手に当たって、ストレスを感じる。ふつうの糸綴じあるいは無線綴じがいい。「なぜ方眼ノートはリング綴じなのか」については仮説がありますが、別の機会に述べます。
惹句にも書きましたが、リング綴じでない罫線引きっぱなしの「正しい方眼ノート」が、A罫やB罫、U罫(8ミリ)、W(白紙)と、ふつうに共存できたらいいなというのが、当ブログの主張です。つまり、「メーカーはちゃんと製品出せよ」ということですが。
以上のような視点から、これからもいろいろ書いてゆきます。文房具について。それ以外のことについても。
ところで。
「方眼主義」を英訳すると、sectionalismになるのかなあ。
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